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保育士試験
保育士の資格を取得するには、養成校を卒業する以外に、保育士試験を受けて合格する方法があります。
しかし、保育士試験は国家試験であり、簡単には合格できないので、参考書や問題集を使って勉強したり、通信教育を受けたり、試験対策を行っている学校へ通うなどの対策が必要になってきます。
自分の力だけで勉強するのは、あまり効率的ではないので、通信教育や学校を利用して学習した方が確実でしょう。
保育士試験を受ける手続き
保育士試験は、毎年1回、各都道府県で実施されています。
受験するためには、まず実施要綱を取り寄せましょう。
実施要綱は、各都道府県のホームページからダウンロードしたり、福祉部の窓口などから入手できます。
必要な書類は以下のとおり。
・保育士試験受験申請書
・受験資格証明書(卒業証明書など)
・一部科目合格を証明する書類
・一部科目免除を証明する書類
・受験手数料払込受領書
・写真
書類が揃ったら、実施要綱に別添の封筒に入れて、保育士試験事務センターに郵送します。
後日、受験票などの関係書類が送られてきます。
筆記試験は、毎年8月に2日に分けて行われています。
筆記試験に合格すると、毎年10月に行われている実技試験を受けることになります。
保育士試験の内容
保育士試験の筆記試験は、社団法人・全国保育士養成協議会が作成したマークシート式の問題が出題されます。
筆記試験の内容は以下のとおり。
・社会福祉………20問
・児童福祉………20問
・発達心理学……10問
・精神保健………10問
・小児保健………20問
・小児栄養………20問
・保育原理………20問
・教育原理………10問
・養護原理………10問
・保育実習理論…20問
筆記試験に合格すると、次は実技試験です。
実技試験では、音楽、絵画制作、言語の中から2分野を選択して受験をします。
音楽では、課題曲2曲をピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかで伴奏しながら歌います。
絵画制作では、指定された課題のデッサン、想像画などを鉛筆や色鉛筆を使って描きます。
言語では、童話や昔話を用意して、指定された対象年齢で3分間の口演をします。
合格率
保育士試験では、各科目の6割以上を正解すれば、ほぼ合格できます。
各科目で60点以上をとれば良いので一見簡単そうに見えますが、合格率はとても低く、毎年10〜20パーセントほどになっています。
ただし、保育士試験では、各科目ごとの合格を3年間持ち越すことができます。
例えば、1科目だけ不合格だった場合、3年以内に1科目のみ試験を受けて合格すれば、資格が与えられます。
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